下世話なトピックやキャッチーなフックで即効性をアップしつつ、あくまでも主役の落ち着いた語り口にフォーカスするシンプルな作りは変わらず。先だってスザンヌ・ヴェガにサンプリングされた“Candy Shop”など、自信たっぷりで色好みな自己の姿を規定する50が美しい。