イアン・バートンがソングライティングとプロデュースを担当した前作は、テンポを落として重点的に歌を聴かせる作りだったが、メンバー全員でアイデアを出し合ったというこの3年ぶりのニュー・アルバムは、本来のゴー!チームらしいハイテンションな一枚に。ウォール・オブ・サウンドから突然ニュー・ジャック・スウィング風に変化したり、スティールパンの音色やインド音階を用いて異国情緒を漂わせたり、年代も国境も自在に横断。アヴァランチーズにも引けを取らないガチャガチャ感が楽しく、ニンジャの蓮っ葉なラップ&掛け声も久々に炸裂している。トム・トム・クラブ“Genius Of Love”っぽい“All The Way Live”ほか、やっぱりキミたちにはこういうチアフルな曲がよく似合う!