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【fhanaのわんだふるレコメン紀行】第19回 冬に輝くエレクトロニカ―LASTorder、Serph、宮内優里の情緒ある電子音楽をご紹介

fhánaのメンバーがその時々の気分でオススメ作品を紹介する連載!

【fhanaのわんだふるレコメン紀行】第19回 冬に輝くエレクトロニカ―LASTorder、Serph、宮内優里の情緒ある電子音楽をご紹介

 fhánaのいろいろな音を担当している、kevin mitsunaga(ケビン・ミツナガ)です。

 この原稿を書いているのは2月の初旬ですが、ここのところ全国的に物凄い寒波が襲ってきてますね! 風邪などにはお気をつけて。こんな寒い時期にはエレクトロニカがピッタリ。学生の頃から現在に至るまでいつも聴きまくってきましたが、エレクトロニカが特に輝くのはやはり冬だなと強く思います。

LASTorder Bliss in the loss Wonder light(2013)

 まず1曲目のオススメは、LASTorder“Reindeer”です。美しい主旋律が目立つ優しい曲ですが、アグレッシヴな音の使い方にハッとさせられます。彼とは学生の頃からの知り合いなのですが、当時から並外れた音選びのセンスを持っているなぁ、と感じていました。これからの彼の活動に注目です。

 

 続いて2曲目は、Serph“vent”です。ノスタルジーとファンタジーが絶妙なバランスで同居しているSerphの楽曲のなかでも特に好きな一曲です。こういった音の数が多いエレクトロニカは、頭の中に音が流れ込んでくる感じが良いですね。音の海を泳いでいるようです。

 

宮内優里 ワーキングホリデー RALLYE(2011)

 ラストの3曲目は、星野源さんの歌をフィーチャーした宮内優里“読書”です。宮内さんの楽曲はどれも甲乙付け難く素晴らしい曲ばかりですが、なんと言っても注目なのは、前年にSAKEROCKからソロ・デビューしたばかりの星野さんとのコラボレーションでしょう。アコースティック・ギターを中心にした美しい音のなかに、優しい声が溶け込んでいて至高ですね。

 さて、いかがだったでしょうか? こういった音楽が、皆さんにとって新鮮な出会いになってくれたなら嬉しいです。家の中で聴くのも良いですが、外に出て雪景色を眺めながら、雨の中を歩きながら聴いても非常に情緒のあるエレクトロニカ。生活の一部にぜひ取り込んでみてください。日常がちょっと素敵に輝くと思いますよ。それでは!

 


kevin mitsunaga
佐藤純一(FLEET)とs10rwのyuxuki waga、kevin mitsunaga(Leggysalad)という3人のサウンド・プロデューサーと、ヴォーカリストのtowanaから成るユニット、fhánaのさまざまな音を担当。TVアニメ「メルヘン・メドヘン」のオープニング・テーマとなったシングル“わたしのための物語 ~My Uncompleted Story~”(ランティス)を1月に発表したばかりの彼ら、いよいよサード・アルバム『World Atlas』のリリースが3月28日に決定! 既存のシングルや、このたび初音源化されるiOS/Androidアプリ〈バトル オブ ブレイド〉の主題歌“Do you realize?”を含む計14曲を収録予定。同時に5月より全国4か所を回るライヴ・ツアーの情報も告知されています。その他の最新情報については、オフィシャルサイト〈http://fhana.jp/〉にてご確認を!

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