約1年ぶりの2作目。アコギとアンニュイな歌声をフィーチャーした繊細さのあるミディアム“anemone”あたりでは新たな表情も覗かせているが、豪快に突き進む“DOMINATION”や派手なソロ回しを交えた“Turn me on”など、全体としては骨太な楽曲群がひしめている。かねてより目標としていた〈世界征服〉をアルバムのタイトルに掲げていることもあってか、英詞の割合も多め。本格的な侵攻の野心に満ちた一枚。