ベスト盤やヨーロッパ・ツアーを経て、ネクスト・レヴェルにあることが明白な力作。前作同様に詞も曲もすべてバンドで手掛けているが、振り幅を感じさせた前作に対し、今回はバンドの尖った部分をタフなサウンドで叩き付けるストロング・スタイル。祭囃子を思わせる“テイクミーアウト”や新たな代表曲“恋するユニバース”など、どの曲もパワフルでやたらと抜けが良い。ミッドテンポ&メロウな“窓を開けたら”も聴き物だ。