10年ぶりとなるこのアルバムは、代表作『Last Splash』のメンバーが再会し、盟友スティーヴ・アルビニがプロデュースという往年のファンにとって特別な一枚に。歪んだギター、張り裂けんばかりのヴォーカル、甘いメロディーライン——期待通りどこを切っても往時のブリーダーズ印。加えて90sオルタナ回帰ブームの申し子、コートニー・バーネットを招き、若いリスナーにも目配せする隙のなさ! 素直に参りました。