ドラムスとベースというミニマムな編成でミニマルなパンクを叩き出すボルティモア出身のデュオ。カーパーク移籍作となるこのアルバムには、同郷のダン・ディーコンがプロデュースから作曲まで深く関わっている。ハード・エッジな楽曲のみならず、憂いのあるバリトン・ヴォイスにピアノや電子音が絡んだアブストラクトなバラードや、初期ニューオーダー風のエレクトロ・ポップなどなど、多彩な表情が覗けておもしろい。