結成30周年イヤーに届いた21作目。ノイジーかつ優麗な音像が壮大な世界を目の前に立ち上げる、言わばサイバー・パンク・オペラな“零式13型「愛」”に始まり、官能的なインダストリアル・チューン“美醜LOVE”、耽美で性急な星野英彦によるナンバー“薔薇色十字団 -Rosen Kreuzer-”、メランコリックで雄大な“胎内回帰”など、実にドラマティックな全13曲。5人の真髄とこれまでの軌跡が織り成す一大音絵巻となっている。