海外のトレンドとリンクし、結果的には日本のバンド・シーンのR&Bへの傾倒を先取った『OUT OF BLUE』から3年半ぶりとなる5作目。近年のアンビエントなムードにも目配せしつつ、トレードマークの強烈なシンセは今作でも健在で、打ち込みと生演奏によるグルーヴィーなリズムと組み合わせた楽曲は、どれも快楽指数の高い仕上がりに。The fin.やPAELLASといった若手バンドのリスナーたちにも、ぜひとも届いてほしい。