〈正統派の英国ギター・ロックを鳴らすバンド〉といったデビュー時のイメージを気持ち良いほど豪快に裏切るセカンド・アルバム。まさか彼らがここまで80s調のシンセ・オリエンテッドなエレポップにシフトするとは! さまざまなアイデアを巧みに消化しながら、全曲が切ないメロディーを持った3分前後の簡潔なポップスとしてまとめられている。これは問題作? いやいや、野心作と言うべきだろう。