オリヴィア・チェイニーとの共演盤やカイル・クラフト作品の裏方仕事も好評だったUSインディー・フォークの雄。3年ぶりの新作はロキシー・ミュージックやニュー・オーダーをヒントに作られたとか。大らかなアコースティック・サウンドとキラキラしたシンセの組み合わせに最初は戸惑ったが、ラナ・デル・レイを聴く感覚で接すれば案外しっくりくる。プロデューサーのジョン・コングルトンと新境地を拓いた一枚。