梅田サイファーの初期メンバーにして中心的存在の初ソロ作。的確なライミングにエモーショナルかつ地に足の着いたリリックがサンプリングを中心としたシンプルなビートに呼応してより立体的になり、映像化されてくる。盟友ふぁんくとの“Same Shit Different Day”、永遠のラヴソング“美しい幸せを抱いている”ほか、リリカルな情緒に溢れる表現とウィットに富んだ言葉遊びも盛り込まれた、道端が生んだ一枚。