くるり主催の〈京都音楽博覧会〉に出演したこともある現在27歳のクリエイターが、自身の音楽的造詣を惜しみなく披露した処女作。キンクスやイーゴリ・ストラヴィンスキー、アフリカ~ラテンの伝統音楽やUKトラッド・フォークなどを合わせたような越境サウンドは、〈ピーター・ガブリエルの後継者〉と呼ぶに相応しいもの。その才能に惚れ込んでマシュー・ハーバートがプロデュースを買って出たのも聴けば納得!