白塗りメイクからはキワモノ感も漂うが、スコティッシュ・ポップの正統後継者と言っていいエジンバラのバンド。ひたすらジャングリーに掻き鳴らされるギターと、頼りないヘロヘロの男声+素人っぽいキュートな女声で、バズコックスがバブルガム・ポップ化したような楽曲を勢い任せに披露している。彼の地らしい青臭いDIY感覚と甘酸っぱさを武器に、スランバーランド移籍となるこの3作目で大きな飛躍をめざす。