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ももいろクローバーZ 『MOMOIRO CLOVER Z BEST ALBUM 「桃も十、番茶も出花」』 収録曲とともに結成10年をさかのぼる

ももいろクローバーZ 『MOMOIRO CLOVER Z BEST ALBUM 「桃も十、番茶も出花」』 収録曲とともに結成10年をさかのぼる

週末ヒロイン。学生で土日しか活動できなかったメンバーたちが、〈いま、会えるアイドル〉というライヴアイドル〈ももいろクローバー〉として路上ライヴからスタート。それから結成10周年。5月23日にベストアルバムをリリースし、東京ドームでライヴを行うのだ。ベストアルバムの収録内容と照らし合わせて足跡をさかのぼってみよう。

 

2007年、所属事務所のアイドルグループプロジェクトで誕生したグループが、2008年〈ピュアな女の子が、幸せを運びたい〉という意味を込めた〈ももいろクローバー〉としてグループデビューを飾る。

“ももいろパンチ”は、2009年リリースの記念すべきインディーズ1stシングルとなった曲だ。ワゴン車で全国各地を周り、イベントや無料ライヴ、ショップ店内でこのシングルCDの手売りをして活動していた。“未来へススメ!”は、有安杏果が加入となり、6人での布陣が整ったインディーズ2ndシングル。この頃から、名前と顔をわかりやすく覚えてもらうため、今では代名詞でもある〈イメージカラー(色推し)〉が始まる。“行くぜっ!怪盗少女”と“ピンキージョーンズ”は、2010年リリース、念願のメジャーデビューシングルとその2ndシングル。ライヴなどの露出が増え始め、知名度・人気が着実にステップアップしていく。

“Z伝説 ~終わりなき革命~”と“D'の純情”は、2011年7月にリリースされたメジャー1stアルバム『バトル アンド ロマンス』に収録。リリース前の4月に早見あかりが卒業し、5人体制となって心機一転、グループ名を〈ももいろクローバーZ〉へと改名した後に発表されたアルバムだ。リリース後には他流試合と称した、アイドルとは無関係な完全アウェイのイヴェント・ライヴの中、これまでの活動で得たスキルを最大限に発揮したアグレッシヴなパフォーマンスを行い、アイドルファン以外も魅了し、人気が絶大なものとなっていった。

“労働讃歌”、“猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」”、“Z女戦争”、“サラバ、愛しき悲しみたちよ”、“Neo STARGATE”、“BIRTH Ø BIRTH”は、2013年4月にリリースされた2ndアルバム『5TH DIMENSION』に収録。“GOUNN”は2ndアルバムリリース後の10月にリリースされた10thシングルで、次作アルバムには未収録となった珍しい曲だ。2012年~14年にかけて、更に人気に拍車がかかり、「MUSICSTATION」(テレビ朝日)、「NHK紅白歌合戦」に出演や、日本武道館公演、最大の目標としていた国立競技場でのライヴを開催。スタジアムクラスでライヴを行うレベルへ達する。

“泣いてもいいんだよ”、“青春賦”、“WE ARE BORN”は、3rdアルバム『AMARANTHUS』に、“『Z』の誓い”、“MOON PRIDE”、“夢の浮世に咲いてみな”、“マホロバケーション”は、4thアルバム『白金の夜明け』に収録。この2枚のアルバムは非常に珍しい2作同時リリースという快挙となったアルバム。海外アーティストとのコラボや海外でのライヴなど活動幅が更にスケールアップしていった。その後もグループ・個々での活動の合間を縫って、16thシングル“ザ・ゴールデン・ヒストリー”、17thシングル“BLAST!”とコンスタントにリリースを続けている。

そして2018年。有安杏果がグループを卒業となり、4人体制となって初のシングル“笑一笑 ~シャオイーシャオ!~”がリリースとなった。なお、初回限定のモノノフパックには、卒業決定後の有安杏果を含む5人のメンバーでのラストコンサートとなった〈ももいろクローバーZ 2018 OPENING ~新しい青空へ~〉LIVE映像が収録されている。この10年で、アイドルの枠を飛び越えた多くのモノノフに愛され、度胸もメンバーの〈個〉のスキルも進化し続けている。10周年以降も何が飛び出るかわからない、どんなワクワクを与えてくれるのか。これからも楽しみだ。

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