いわゆる〈世界3大パンク・バンド〉の中で唯一現役を貫いているダムド。10年ぶりに登場したこのアルバムではトニー・ヴィスコンティをプロデューサーに迎え、代名詞のハードなパンク・サウンドにゴージャスかつシアトリカルなゴシック要素を融合させていて、82年作『Strawberries』を思わせる意欲作に。全英チャートでキャリア最高位をマークするなど、ここから何度目かの黄金期を迎えそうな気配だ。