INTERVIEW

FLOWLIGHT“十代白書” 新進気鋭の3人組が3枚のシングルに詰め込んだ十代ならではの思いとは?

【ZOKKON -candy floss pop suite-】 第77回 Pt.1

左から、Nonoka(大渕野々花/2000年3月13日生)、Hazuki(木村葉月/2000年8月11日生)、Kotono(佐藤琴乃/99年11月30日生)

十代の思いを詰め込んだ、圧巻のシングル3連発!!!

 平均身長150cmという小柄な身体に挫けない意志を宿し、力強い歌声とダンスで夢に向かって前進中のティーンズ・ユニット、FLOWLIGHT。元ピンク・ベイビーズのKotonoがその活動休止後、かつて少女隊に在籍していたモデルのHazukiに声をかけ、そのHazukiがTV番組で共演していたNonokaを誘い、2017年9月に結成された3人組です。ダンスが得意で振り付けも手掛けるKotono、TVのオーディション番組「Sing!Sing!Sing!」で好成績を収めるなど歌に自信アリなNonoka、煽り上手でライヴでは盛り上げ役のHazukiと、各々の長所を持ち寄った絶妙なバランスは、性格にも当てはまるようで……。

Kotono「Hazukiは社交的で人懐っこい感じ?」

Nonoka「人付き合いがすごく上手いけど、悪く言うと八方美人(笑)。でも、何でもネガティヴに捉えがちだよね」

Hazuki「逆にNonokaはすごくポジティヴなんですよ! 私が落ち込んでて話すと〈こういうふうに考えればいいじゃん〉って言ってくれて、私は単純な性格なので〈そっか!〉って元気になる(笑)。Kotoは頼れるお姉ちゃんですね。一言で言うとすごく良い子。でも素直すぎるんで、私たちが見張ってないとダメなんです(笑)」

Nonoka「人を助けすぎるがゆえに自分が損をするというか、流されたりしそうで。自分のために良い子ぶるんじゃなくて、人のために良い子なんです」

Kotono「……恥ずかしくなってきた」

Hazuki「あと感情が全部涙になるんです。嬉しくても泣くし、悲しくても泣くし、怒っても泣くし……」

Kotono「怒ったことないよ(笑)!」

 そのように個性はバラバラながらも息ピッタリな3人は、この3月よりシングルを3か月連続リリース中。新しい始まりを凛々しく歌ったデビュー・シングル“beginning”では、「歌いながら自分の心の中のモヤモヤを晴らす曲」(Nonoka)だというラウド調の“Help me!!”をカップリングに収めてロックな面を強調。「〈誰かの為になんかじゃない〉っていう歌詞に、自信を持たなきゃって励まされてます」(Kotono)と語るセカンド・シングル“自画自賛歌”においては、ラヴソングの形を取りつつメンバー同士の絆も描いたようなバラード“春夏秋冬”で歌唱力の高さもアピールしました。そしてエッジーな青春ロックといった装いのニュー・シングル“十代白書”。ここでは元・樹海の渡辺愛未が、十代特有の苛立ちとそこから脱却しようする物語を歌詞に落とし込んでいます。

FLOWLIGHT 十代白書 S.BY.S(2018)

Kotono「〈失うものなんて まだ何一つこの手にはないのに 守り始めてる僕を壊して〉って良くないですか? もう見ただけでウルッとして」

Hazuki「〈タイムラインに知りたくもない情報だらけ〉も、それな!って感じで(笑)。親とかは〈見なきゃいいじゃん〉って言うけど、勝手に流れてくるんですよ!」

 「私たちぐらいの年齢の女の子って実際はいつもキラキラしてるんじゃなくて、ぶっきらぼうなところも含めて可愛いものじゃないですか。そういうのを詰め込んだ曲」(Nonoka)だというサカノウエヨースケ作の片恋ロックンロール“Mr Darling”を含め、まずはシングル3枚の多彩な6曲で、十代にしていろんな挫折を経験してきた3人ならではの表現を手に入れたFLOWLIGHT。その視線は結成1周年を祝う9月の初ワンマン、そしてさらにその先へと向けられています。

Hazuki「いろんなジャンルを好きな人に愛されるグループになりたいです。フェスとかにもたくさん出たい!」

Nonoka「バンド好きな方もアイドル好きな方も、もっと言うと曲の中身にあまり興味がない人たちも振り向かせたいです。歌や歌詞で伝えられる何かがあると思うので」

Kotono「……私も一緒だよ(笑)」

Nonoka「流された(笑)!」