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〈普通のサラリーマンがZeppの舞台にいるのがおかしい〉ながらも超大盛況! THE PRIMALSツアー初日をレポート!!

〈普通のサラリーマンがZeppの舞台にいるのがおかしい〉ながらも超大盛況! THE PRIMALSツアー初日をレポート!!

人気MMORPG「ファイナルファンタジーXIV」(以下FFXIV)のオフィシャル・バンドTHE PRIMALSによる初のワンマン・ライヴ・ツアー〈THE PRIMALS Zepp Tour 2018 - Trial By Shadow -〉が、5月25日の東京・Zepp DiverCity Tokyo公演を皮切りにスタートした。ここではその東京公演の模様をお伝えする。

 

満員の光の戦士(FF14プレイヤーの通称)が詰めかけるなか、スクリーンに映し出されるゲームのマッチング画面。画面表示が〈突入準備が整いました!〉に変わると、会場には盛大な歓声が巻き起こる。そして登場したのは黒いローブに身を包んだ祖堅正慶(ギター/ヴォーカル)、GUNN(ギター/バンドマスター)、イワイエイキチ(チリヌルヲワカ、ベース)、たちばな哲也(SPARKS GO GO、ドラムス)の4人。祖堅が〈これからお前たちをぶっ倒してやる!〉と声を荒げると、ハードなギター・ロック“原始の審判 ~蛮神イフリート討滅戦~”からライヴがスタートする。続くミディアム・ロック“混沌の渦動 ~蛮神リヴァイアサン討滅戦~”では早くも会場から〈オイ! オイ!〉とのコールが起こり、その熱気に気圧されるかのように祖堅とイワイはフードを取って顔を見せる。

祖堅正慶(ギター/ヴォーカル)
 

ローブを脱いだ4人は続いて、どこまでも落ちていくような重めのナンバー“英傑 ~ナイツ・オブ・ラウンド討滅戦~”、メロディアスなギターが映える“逆襲の咆哮”をパフォーマンス。この日のスペシャル・ゲスト・ヴォーカルとしてチリヌルヲワカでも活躍するユウを招き入れると、ユウはかわいらしい声で〈ぶっ倒してやる!〉と一言。この言葉に反して、幻想的で浮遊感あふれる“雷光雷鳴 ~蛮神ラムウ討滅戦~”を優しく歌い上げた。

ユウ(ヴォーカル)

何度も挟み込まれるMCでは、FFXIVのサウンド・ディレクターでもある祖堅が〈おじさんなんで休み休みやらせてください〉〈サラリーマンがZeppの舞台にいるのがおかしい〉〈さっきまでゲームのバグの報告を受けてました〉と笑いを取る一幕も。しかしミュージシャンに混じって歌い、ギターをかき鳴らす姿はプロも顔負けだ。〈次の曲は女性のヴォーカル・パートをおじさん2人で歌います〉と言うと、6曲目の“堕天せし者 ~蛮神ガルーダ討滅戦~”をパフォーマンス。同ゲームのローカライズ担当者でもあるマイケル・クリストファー・コージ・フォックス(ヴォーカル)が登場し、2人ヴォーカル体制でヘヴィーなロックに挑戦した。

 

その後も突き刺すようなGUNNのギターが冴える“イマジネーション ~蒼天聖戦 魔科学研究所~”や、コージが吠える“曲がらぬ刃 ~蛮神ラーヴァナ討滅戦~”などを立て続けに演奏。その後は〈インターミッション・ショー〉として、この日だけのプログラムを披露。ユウが再登場し祖堅のキーボードに合わせて歌う“女神 ~女神ソフィア討滅戦~”や、ユウの歌に合わせて客席全員が手をウネウネさせて踊る “美の謀略~蛮神ラクシュミ討滅戦~”で、会場に笑顔を振りまいた。

 

そこからのラスト4曲は畳み掛けるような展開で、ノリノリの“アンブレーカブル ~博物戦艦 フラクタル・コンティニアム~”、邪悪な雰囲気が漂う“魔神 ~魔神セフィロト討滅戦~”、コージが高速ラップで客席を煽る“過重圧殺! ~蛮神タイタン討滅戦~”、三たびユウを招いて歌う疾走ロック“忘却の彼方 ~蛮神シヴァ討滅戦~”を立て続けにプレイ。光の戦士たちは今日一番の盛り上がりを見せ、メンバーたちはステージを後にした。

 

本編終了後も観客の盛り上がりは冷めることなく、会場には〈ソーケーン!  ソーケーン!〉と祖堅コールが。それに応えるように祖堅らメンバーが再登場すると、コージと祖堅のエフェクト・ヴォイスで不思議な世界へといざなう“指数崩壊 ~機工城アレキサンダー:天動編~”からアンコールがスタートする。

祖堅のキーボード、GUNNのギター、ユウのヴォーカルによるアコースティック・ナンバー“忘却の彼方 Never Let it Go”の後は、“メタル:ブルートジャスティスモード ~機工城アレキサンダー:律動編~”で祖堅がトランペットを初披露。ヘヴィーなサウンドにトランペットを含むホーンの音色が加わり、場内は再び興奮の渦へ。そのままバンド史上もっともアガる“ライズ ~機工城アレキサンダー:天動編~”へとなだれ込み、客席の温度は最高潮へ到達! 演者も観客も一体となって〈Sonic boom!〉と叫び声を上げた。ラスト・ナンバーはバンドの代表曲のひとつ“ローカス ~機工城アレキサンダー:起動編~”。怪しく輝くダンス・ロックで、観客のみならずホール全体を激しく揺らし、超大盛り上がりのツアー初日を締めくくった。

 

ライヴ後の囲み取材では、残り3公演の意気込みを訊かれ、〈年が年なので(身体を)やられないように気を付けつつ、地方のお客さんにも恩返しができるようになったのがうれしいので、その声に応えられるようにがんばりたい〉と語った祖堅。インターミッション・ショーは各会場ごとに何がパフォーマンスされるかはお楽しみということもあり、名古屋・大阪・札幌の残り3公演も非常に期待ができそうだ。

 


〈THE PRIMALS Live Tour 2018 - Trial By Shadow -〉
2018年5月25日(金)Zepp DiverCity Tokyo

セットリスト
1. 原始の審判 ~蛮神イフリート討伐戦~
2. 混沌の渦動 ~蛮神リヴァイアサン討滅戦~
3. 英傑 ~ナイツ・オブ・ラウンド討滅戦~
4. 逆襲の咆哮
5. 雷光雷鳴 ~蛮神ラムウ討滅戦~
6. 堕天せし者 ~蛮神ガルーダ討伐戦~
7. イマジネーション ~蒼天聖戦 魔科学研究所~
8. 曲がらぬ刃 ~蛮神ラーヴァナ討滅戦~
9. メタル ~機工城アレキサンダー:起動編~
〈インタミッション・ショー〉
10. 女神 ~女神ソフィア討滅戦~
11. 美の謀略 ~蛮神ラクシュミ討滅戦~

12. アンブレーカブル ~博物戦艦 フラクタル・コンティニアム~
13. 魔神 ~魔神セフィロト討滅戦~
14. 過重圧殺! ~蛮神タイタン討滅戦~
15. 忘却の彼方 ~蛮神シヴァ討滅戦~

〈Encore〉
16. 指数崩壊 ~機工城アレキサンダー:天動編~
17. 忘却の彼方 Never Let it Go
18. メタル:ブルートジャスティスモード ~機工城アレキサンダー:律動編~
19. ライズ ~機工城アレキサンダー:天動編~
20. ローカス ~機工城アレキサンダー:起動編~

 

Live Information
6/2(土)愛知・Zepp名古屋
OPEN 16:00/START 17:00
スタンディング:6,800円(税込)/2階座席指定:7,800円(税込)
※入場時ドリンク代別途

6/3(日)大阪・Zepp大阪ベイサイド
OPEN 16:00/START 17:00
スタンディング:6,800円(税込)/2階座席指定:7,800円(税込)
※入場時ドリンク代別途

6/24(日)北海道・Zepp札幌
OPEN 15:00/START 16:00
全席スタンディング:6,800円(税込)
※入場時ドリンク代別途
 

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