昨年の『Narkopop』にてガス名義で久々の復活を果たしたウォルフガング・フォイトが早くもその続きを披露。不穏なストリングスに心臓の鼓動の如きリズムが遠くで鳴り響く。分厚い雲のようなドローン・フレーズに招かれてこの深い森に迷い込んだら出て来れなそうな予感がひしひし。気品すら感じる崇高な重さ。リリースに際して発表されたテキスト(詩)も合わせて読んでいただきたい。これ聴いたらすべてが終わりそうです。