2015年の前作に続き……というか、それよりもさらに躍動的で若々しいパワー・ポップがギッシリ。同郷アイルランドのアンダートーンズが参加した“Buzzkill”など、オリジナル・パンク世代へのストレートなオマージュを込めたコーラスにも驚かされる。出世作『1977』のリリース元であるインフェクシャスへ出戻ったことも要因なんだろうけど、ここまで初心を取り戻すとは! あれこれ考えずにひたすら楽しみたい。