2年ぶりの新作。ウィル・シェフのソロ・アルバムという印象が強かったフォーキーでメランコリックな前作とは違って、風通しが良かったりポジティヴだったりする曲を多数収録。ギタリストのウィル・グレーフェやシンガー・ソングライターのサラ・ペディノッティらの力も借りつつ、バンドが新しい道を軽やかに歩きはじめたという感じだ。前作から続けて聴くと救われた気持ちになる。時間をかけて大事に味わいたい。