ホット・チップのアレクシス・テイラーがソロ4作目にして初めて外部プロデューサーを起用。しかもそれがDFAの創設者であるティム・ゴールドワージーということで、いままででもっとも本隊に近いダンサブルな仕上がりだ。ぶっちゃけ彼のソロ音源は難解だと思っていたが、実験的な音使いもビートが立っているせいか嫌味がなく、憂いのある歌声もしっくり耳に馴染んでくる。ファンはこういう作品を待っていたのでは?