アルバム・デビューから29年目を迎えてもなお、ピュアな歌を届け続けてくれるイノセンス・ミッション。もちろん本作もアシッド・フォークとネオアコを折衷したような彼ららしい仕上がりなのだが、タイトル曲などところどころでボサノヴァを導入。軸足を動かさず新しいことに挑戦していくその姿が、ファンの心を静かに熱くさせる。スフィアン・スティーヴンス好きに激しくオススメしたい。