前2作にも関与していたテディ・ガイガーがほとんどの曲を手掛けるこのアルバムは、色っぽいファルセットを大々的にフィーチャーし、アコースティック・ソウルをメインに据えた一枚に。憧れのジョン・メイヤーによるプロデュース曲もしっくり馴染んでいるし、カリードと傷心を歌い合う“Youth”も胸に切なく迫るもの。流行から少しだけ距離を置こうという決断が、少年を大人の男へと成長させました。