パト・フでの活動でも知られる女性シンガーが、ホベルト・メネスカルとマルコス・ヴァーリという2大巨匠を迎えて制作した、ボサノヴァ発祥60周年を記念するアントニオ・カルロス・ジョビン楽曲集。切れのある瑞々しいジャズ・ボッサなアレンジに、珠玉のメロディーをちょっぴり崩して歌う主役のパフォーマンスが絶品だ。凝った多重コーラスもフレッシュな、イマのボサノヴァのひとつの理想形!