deadbundyでの活動も経て制作された通算9枚目のソロ作。サンプリングを駆使して繰り広げられるサウンド・コラージュは、今回も奥深いジャンルレスなブレイクビーツの集合体。チルアウトな要素を根本に持ちながら、バレアリックな趣やジャズを感じさせるフレーズなどを散りばめた多種多様な楽曲が並び、聴く人を飽きさせない一作に仕上がっている。“Sunshine Vibraphone”はうだるような夏の暑い日に打ってつけだろう。