どこのレーベル/マネージメントにも所属せず、USインディー・シーンに〈本当のDIYとは何たるか〉を示してきたCYHSYの4作目。バンドというよりはアレック・オウンスワースのソロ・プロジェクト的な傾向が強まり、シンセを多用したトラックは過去最高に内省的だ。その結果、特徴的なヨレヨレ歌唱の魅力がたっぷりと堪能できる。かねてから親交の深いナショナルマットが参加し、自慢の喉を震わせた曲もあり!