ロビー・ウィリアムズやテイラー・スウィフト作品でメンバーの名前を見る機会はあったものの、バンドとしては7年ぶり。ジョニー・マクデイドが加入して初となる待望の新作は、揺るぎないスノパトらしさを堪能できる内容だ。強いて変化を挙げるなら、しみったれた青臭さが薄れ、ガツンとストレートな美メロで感動を煽ってくる点か。叙情派ロッカーからU2の正統後継者へ――その大きな一歩となるであろう一枚。