橘家圓太郎師匠が、落語レーベル〈ワザオギ・レーベル〉よりリリース! 今作には「ねずみ」と「化物使い」の2席を収録。「ねずみ」は、大師匠・5代目春風亭柳朝師匠が病に倒れた際に、当時前座を務めていた春風亭あさり時代の師匠が役目を担い、夢中で覚えて直された思い出深い噺だそう。一方の「化物使い」は、真打昇進前に上野の鈴本演芸場で9代目船遊亭扇橋師匠に付けて頂いた噺だとか。「誰かみたいにやるのは難しい。自分の色を出すのも難しい。」――どこか懐かしく感じる〈親父〉と言いたくなるような声や落ち着き……師匠という〈色〉を知る上で欠かせない、素敵な1枚です。