前作がグラミー賞にノミネートされ、昨年の〈フジロック〉でのステージも話題となったエルヴィン・ビショップの新バンドによる2作目。ジャッキー・ウィルソンやアン・ピーブルズのナンバーをオーセンティックなブルース・ロックへと嬉しそうに変換し、開放的でノリの良い雰囲気を保持。けれど音がグッとシェイプされ、モダンな印象も与えてくれるので、ブラック・キーズなどが好きなリスナーにもぜひ聴いてほしい。