前作に続いてQ-MHzの全曲プロデュースによる4作目。スティーヴィー・ワンダー“Sir Duke”を思わせるアレンジが楽しいお料理ソング“SPICE MISSION”など、歌詞は本人の趣味/パーソナリティーを反映したものが多いが、大人の恋を綴ったリゾート系AOR“海辺で逢いましょう”では架空の女性像を雰囲気たっぷりに演じてみせたりも。声優らしい表現力の高さと澄んだ声質が生主体の風通しの良いサウンドとマッチした名品。