COLUMN

BLU 『Good To Be Home』

西海岸アンダーグラウンド・シーンきっての青き才能が新作で捧げるホームタウンへの愛

BLU 『Good To Be Home』

BLU Good To Be Home New World Color/Nature Sounds/ディスクユニオン(2014)

 昨年は延期を重ねていた『No York』の正式リリースに漕ぎ着けたほか、ピート・ロックらとのコラボ、MEDクックブックとの連名EPなどを精力的に発表したブルー西海岸地下シーンの誇るMC兼プロデューサーとして人気の彼が、2年前にリークされた“Rap Dope”の頃から進行していたと思しき新作『Good To Be Home』を完成させた。

 盟友イグザイルを筆頭に単独プロデューサーに全曲を委ねることの多いブルーだが、今回は昔からの友人だというボンベイなる新進ビートメイカーが全20曲をプロデュース。両名の縁も関係あるのかホームタウンに捧げた内容で、パック・ディヴの面々からキャシー・ヴェジーズまで西エリアから各世代を招き、緊迫とレイドバック感の隣り合ったヴァラエティー豊かな2枚組になっている。“Boyz N The Hood”や“Summer Time”“Dre Day”といった借景の巧さもいい。そんなわけで、ソロ過去作の復刻も続くこの好機に、そのソウルフルな魅力を味わってみてはいかがだろうか。

 

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