ニンジャ・チューン、アンチコン、ブレインフィーダーなどに数々の傑作を残してきたビート・シーンのマエストロによる通算19作目。彼特有の色彩豊かなメロディーとそれを支える緻密なサウンドメイクにはよりいっそう磨きがかかり、ゲストに迎えたトロンボーン奏者のジョナ・レヴィーンやブリージング・エフェクトら西海岸の面々のエッセンスもアルバム全体の構成の中で実によく効いている。