日本の童謡誕生100年のアニバーサリーイヤーを記念し、今も歌い継がれる童謡の楽曲群を、8枚組ものヴォリュームで収録したコンピレーションアルバム。今作では「童謡の近代~メディアの変容と子ども文化~」で、2016年に童謡協会・童謡賞特別賞を受賞した、周東美材が監修を担当。雑誌や楽譜、レコードやテレビといった様々な“メディア”を横断しながら変化し続けた童謡を、時代背景と共に解き明かした氏ならではの選曲が光る。童謡が生まれたきっかけとなった「わらべうた」や「唱歌」から、平成時代にうまれた楽曲までを集約し、童謡の変遷と神髄に迫る貴重なアーカイブ的内容に。