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ここ2~3年の膨大すぎるmabanuaワークス(のごく一部)を紹介!

SALU 『Good Morning』 トイズファクトリー(2016)

人気ラッパーが積極的に多彩なクリエイターとコラボした意欲作。ここで初めて手合わせしたmabanuaはメロディアスな“In My Face”をミックスまで手掛け、ブライトなループで主役のポジティヴな言葉に寄り添っている。

 

Negicco 『ティー・フォー・スリー』 T-Palette(2016)

前年のツアー・バンドでドラマーにmabanuaを起用したNegicco。先行シングル“矛盾、はじめました”でドラムを叩いた彼は、こちらのアルバムでも“RELISH”にてタイトな腕前を披露したほか、穏やかな“Good Night ねぎスープ”ではメロウなプロデュース手腕も発揮した。

 

Awesome City Club 『Awesome City Tracks 3』 CONNECTONE(2016)

mabanuaのトータル・プロデュースによる前年の『Awesome City Tracks』でシティー・ポップ時代に呼応した彼ら。第3弾となる本作ではバンドの成長を受け、煌びやかなダンス・ポップ“Vampire”のみmabanuaが制作にタッチしている。

 

Kenichiro Nishihara 『Sincerely...』 UNPRIVATE(2016)

品のあるピアノ使いで人気のトラックメイカーは、前年作『Jazzy Folklore』収録の“my leaving”に続き、本作でも“our love”にヴォーカリストとしてmabanuaをフィーチャー。情緒の迸るビートをロマンティックな歌声が駆ける。

 

Chara 『Sympathy』 キューン(2017)

彼を現在の地位まで後押しした一人は間違いなく彼女だろう。2011年作『Dark Candy』での抜擢からコンスタントに組んできた両者だが、この最新アルバムでは“Darling Tree”のプロデュースなど3曲にmabanuaが関与。歌も交えた“Symphony”が聴きモノだ。

 

前年のシングル“クロノグラフ”に穏やかなループを提供していたmabanuaは、このアルバムではそれに加えてオープニングの“リインカーネーション”を制作。鍵盤やホーンにスペースを与えたシンプルな音像は両曲に共通するものだ。

 

人気のピアノ・ロック・バンドとmabanuaの意外な手合わせ。このシングルでは快活なシティー仕立ての“Shake! Shake!”、デペッシュ・モードっぽいビートの“Stay”と、リズム・アプローチのおもしろい2曲をバンドと共同アレンジ/プロデュースした。

 

RHYMESTER 『ダンサブル』 starplayers/CONNECTONE(2017)

重鎮グループの現時点での最新作にてリード曲の“Future Is Born”でプロデューサーに抜擢(MVにも出演!)。アルバム表題に相応しくドゥービー感のあるスタイリッシュなフロア・トラックを自身の歌唱も交えて披露している。

 

米津玄師 『BOOTLEG』 ソニー(2017)

前年に先行シングルとしてリリースされてもいた“ナンバーナイン”にて共同アレンジ/プロデュースを担当。ルーヴル美術館特別展のイメージソングとして書き下ろされたもので、浮遊感のある軽快な足回りが印象的だ。mabanuaの名をまた違う層にも広めた一曲。

 

Michael Kaneko 『Westbound EP』 origami(2017)

origamiに加入した新進マルチ・ミュージシャンの初流通作を2曲で援護。共同プロデュースを手掛けた“Lost In This City”ではダイナミックなドラミングで楽曲のアーシーな雰囲気作りに貢献。もう1曲“Cracks In The Ceiling”でもドラムを叩いている。