ホスピタルの賑々しいレーベルカラーからは距離を置き、重くダークな色合いを好む同レーベルの異端児、S.P.Y。前作から2年の間に熟成して深さを増した彼の新作は、ダイアン・シャーラメインと絡んだ2曲の美麗トラックを筆頭に、身体が押し潰されそうな重厚さとスペイシーで宙に舞うような相反する感覚を同居させた、身体を揺さぶる音響がインパクト大。トータル・サイエンスの参加した2曲も最高!