イヴェントが無事終了し、一向は打ち上げ会場である近隣の串揚げ屋へ移動。お店には、出演者と〈晴れ豆〉スタッフ、お客さんで約20名ほど集まっていた。
楽しく歓談した後は、石指クルーで代官山から吉祥寺の居酒屋へ移動。この日のライヴを振り返ったり雑談をしていたりしたら、すっかり日も暮れていた。お酒も大分進んだところで、このあたりでおいとましようか……と考えていたところ、〈歌い足りない!〉と言いだす石指。なんとこれから井の頭公園に歌いに行くという。願ってもない展開……これはついていくしかない! ちなみに、このようにライヴ後、歌い足りずにひとりで井の頭公園に向かうことはよくあるそうなので、石指ファンはこまめに井の頭公園をパトロールするのがオススメだ。
公園の大きな池を囲むベンチのひとつに腰を下ろしギターを取り出すと、オリジナル曲から井上陽水や金延幸子のカヴァーまで次々と披露。その歌声は夏の夜に優しく溶け合っていく。〈晴れ豆〉のステージでの演奏も素晴らしかったが、石指の歌声は、こんな場所によく似合う。歌と歌詞、爪弾かれるギターの音色がより深く染み入るようだった。通りがかりに立ち止まって聴いていく人も多くいたが、なかには池を挟んだ反対側から聴いていて気になったので、というデート中のカップルも。
★Mikikiエクスクルーシヴ!! 金延幸子“はやぶさと私”(72年作『み空』収録)をカヴァーする路上ライヴ映像
小一時間ほど歌い終電の時間に近づいてきたところで、解散することに。本日何回目かの一服をしてから、吉祥寺駅へ向かう。たっぷり歌い倒して満足気な石指に大きな感謝を伝え、最後の一枚を撮らせてもらい、駅前でお別れした。今回、結果的に約12時間という長丁場での密着レポートとなったが、イヤな顔ひとつせずに協力してくれた石指。一度聴いたら虜になる音楽の素晴らしさはもちろん、近所の気のいいニイちゃん的なヴィジュアルそのままの、アツく真摯な人柄を実感した一日だった。石指さん、ありがとうございました!
Live Information
〈Mikiki Pit Vol. 5〉
日時/会場:2018年9月8日(土) 東京・下北沢 BASEMENT BAR
出演:やなぎさわまちことまちこの恐竜/石指拓朗/阿佐ヶ谷ロマンティクス/福田喜充(すばらしか)
開場/開演:12:00/12:30
終演:15:05(予定)
料金:前売り 1,500円/当日 2,000円/学割 1,000円
※いずれもドリンク代別。学割ご利用の方は、入場時に学生証をご提示ください
※すばらしかの出演はバンドの都合により中止となりました。代わりにヴォーカル/ギターの福田喜充が弾き語りで出演いたします。誠に申し訳ございませんが、ご了承のほどよろしくお願いいたします
>>チケットのご予約は
LINE@:
Facebook Messenger:m.me/mikiki.tokyo.jp
メール:mikiki@tower.co.jp もしくは ticket3@toos.co.jp まで
※各出演者でもご予約を承っております
〈アニマル・セレナーデ Vo.3〉
日時/会場:9月9日(日)東京・東高円寺 U.F.O.CLUB
出演:石指拓朗(バンドセット)、カリギュラはきまぐれ、ある日、蔵の中、PRETTYTHREE、ベアーズマーキン(松本)、てあしくちびる3、どろうみ、うしろ前さかさ族
開場/開演:16:30/17:00
料金:前売り 2,000円/当日 2,300円(ともに+1ドリンクオーダー)
〈国宝太郎活動5周年企画「拓朗くんと太郎くん」〉
日時/会場:9月22日(土)東京・三鷹おんがくのじかん
出演:石指拓朗、国宝太郎
開場/開演:19:00/19:30
料金:1,500円(+1ドリンクオーダー)
〈安島サンテントウリツ〉
日時/会場:9月30日(日)三重・四日市ドレミファといろは・酒処とっち・カリー河(3会場共同サーキットイヴェント)
出演:石指拓朗、いとまとあやこ、蠣崎未来、ガリザベン、黒岡まさひろ(ホライズン山下宅配便)、佐藤守晃とブルーハワイ、佐々木健太郎(Analogfish)、樽木栄一郎と宮川剛、仲井陸(The Shiawase)、にたないけん、原田茶飯事、ひろたうた、雰囲気バンド、堀田ダチオ、わたなべよしくに、ヲザキ珈琲(カーテンズ)
開場/開演:12:00
料金:3,500円