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ブランドン・コールマン『Resistance』 ハービー・ハンコック直系、現代のアーバン・ブラック・コンテンポラリー・サウンド

Photo by Visual Thought

ハービー・ハンコック直系、現代のアーバン・ブラック・コンテンポラリー・サウンド

 カマシ・ワシントン・バンドのレギュラーメンバー、LAジャズ集団WCGD(ウェスト・コースト・ゲット・ダウン)の活動でも知られるキーボーディスト、ブランドン・コールマンがフライング・ロータス率いるレーベル〈ブレインフィーダー〉(カマシ・ワシントンや、サンダーキャットや本作と話題作を次々に発売するブレインフィーダーだが、今年で10周年とのことで今後のリリースも注目すべきであろう)から待望のニューアルバムをリリース。

BRANDON COLEMAN Resistance BEAT(2018)

 カマシ・ワシントン、ミゲル・アトウッド・ファーガソン、ライアン・ポーター、ロバート・ミラーといった豪華メンバーがバックアップした本作は、前作『SELF TAUGHT』がファンク中心の音作りであったのに対して、カマシ・ワシントンやサンダーキャットに通じる新世代のジャズのサウンドに出来上がってる。

 ホーンセクションが印象的なニューソウル色の強い先行シングルの《GIANT FEELINGS》(カマシ・ワシントン・バンドのヴォーカルとしても知られるパトリース・クインがヴォーカルとして参加)を筆頭に、ブギー・フュージョンの《ALL AROUND THE WORLD》、ファンク色の強い《ADDICTION》、ゴスペルの影響下にある《RESISTANCE》など多彩な内容。また、ブランドンは全曲、作曲、アレンジ、プロデュースを担い、その圧倒的なマルチな才能を発揮している。

 ブランドンはインタヴューなどで影響を受けたミュージシャンとしてハービー・ハンコックの名前を挙げているが、ハービーと同様にクロスオーバーな志向は明確であり、ジャズ、ソウル、ファンク、ゴスペル、といったジャンルの音楽を見事に融合した本作での試みは成功しているように思われる。カマシ・ワシンントン、サンダー・キャットなどを気に入られた方は絶対に“買い”の一枚であろう。

 


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