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【tofubeatsの棚の端まで】第66回 摂氏38度、華氏100度。―BIM、STRUGGLE FOR PRIDE、DJコーツェの新譜3枚

夢から覚めた日々の世界は多くを語りかける……重力に逆らって遊ぶ連載フロム神戸!

 

 今夏、バカみたいに暑い日々が続いておりますが、皆様無事にやっていけてますでしょうか。三面採光の素敵な我が家は導入した新アンプも手伝ってエアコン切るとめちゃくちゃ暑い。9月は涼しくなることを信じて、今夏聴くのにピッタリな新譜を3枚ご紹介。tofubeatsはニュー・アルバムもアナウンスされて大忙しです。学生の頃と違って毎日ちゃんと進めてるはずなんですがコレ、間に合うの(笑)!?

リード曲“Bonita”のキャッチー具合が明らかにネクスト・レヴェルに到達した感じがあるファースト・ソロ・アルバム。と思ったら同曲のプロデュースがVaVa氏で二重にビックリ。SUMMIT内で良い相乗効果が生まれてるのでしょう。良い意味で力の抜けた、この感じが出せる人ってなかなか他にいないんですよね。曲数が多いのにサラッとした聴き口もナイスでドライヴによく合います。ジャケの愛車もイケてます。

 

STRUGGLE FOR PRIDE WE STRUGGLE FOR ALL OUR PRIDE. WDsounds/AW/LR2(2018)

長い沈黙を経ての新作はさまざまなアーティストの客演だけでなく、他アーティストの楽曲も収録された一枚。なのですが全体としての仕上がりはSFPとしか言いようがない、パワフルなアルバムです。メンバーやゲストについては他レヴューなどでさんざん語られていると思うので任せるとして、個人的にはミックス・バランスや緩急がとても好きな一枚でした。0秒目から格好いいうえにかなり独特なミックスの“MAKE A RAINBOW”にサブベースの入りが素晴らしいBUSHMIND氏のビートまで。

 

DJ KOZE Knock Knock Pampa/OCTAVE(2018)

こちらも満を辞してのアルバムは思ったよりリスニング用途に良い雰囲気に仕上がっていて素晴らしいです。ダンス・ミュージックとブレイクビーツのバランス感が良く、現場でも家でも使える楽曲揃いです。まさに“Moving In A Liquid”な、シャッフル・ビートなのにヌルッとした感じも唯一無二ですし、曲名の通り“Baby(How Much I LFO You)”はフィルター使いが気持ち良い。クラブ・ヒット“Pick Up”は今年のなかなか気温の下がらない夜にも合いそうです。

 


tofubeats(トーフビーツ)
90年生まれ、神戸在住のトラックメイカー。向井太一、TENDRE、堀込泰行、m-flo、大比良瑞希、藤井隆、平井堅、NGT48らの楽曲を手掛け、自身名義では“ふめつのこころ”“RUN”も好評配信中! さらには9月1日より公開の映画「寝ても覚めても」の主題歌となるデジタル・シングル“RIVER”もリリースされたばかりです。10月3日に控える待望のニュー・アルバム『RUN』に向かってここから動きが多くなっていきそうなので、最新情報は〈tofubeats.persona.co/〉にて常にチェックしておきましょう!

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