EDMバブルの恩恵も受けて〈ウルトラ〉〈コーチェラ〉などビッグ・フェスへの出演も果たし、ディスクロージャーのフォロワー的存在から華麗に脱却したUKのユニットが4年ぶりにアルバムをリリース。JPクーパーとヤンゲンをフィーチャーしたラテン・ポップ“One Last Song”、カルヴィン・ハリス“How Deep Is Your Love”を彷彿とさせる“Go Deep”などポップソングとの距離が一段と縮まったようだが、そんなライトな作風とは裏腹に、身体へズシリと響くベースラインの存在感や、大御所グライムMCのDダブルEが若手ヴォーカル陣に混じって名を連ねるなど、彼らのルーツの一端であるUKベース・ミュージックへのこだわりも。盟友デューク・デュモンとのディープ・ハウス・チューン“Real Life”も収録。