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〈ミスター・ロマンティック〉ことスティーヴン・ビショップがBillboard Liveに登場!

〈ミスター・ロマンティック〉ことスティーヴン・ビショップがBillboard Liveに登場!

AOR史に残る名盤『Bish〈水色の手帖〉』(78年)で知られるシンガー・ソングライター、スティーヴン・ビショップの来日が決定。10月1日(月)と2日(火)にBillboard Live TOKYO、5日(金)にBillboard Live OSAKAでライヴを行う。

アート・ガーファンクルやバーブラ・ストライサンド、ニック・デカロら大物ミュージシャンを魅了&カヴァーされてきた感傷的なメロディー・ラインと、ソフトで甘やかな歌声――ビショップの作り出す楽曲は、まさに〈珠玉〉と呼ぶのにふさわしい。また、「アニマル・ハウス」(78年)や「トッツイー」(82年)といった映画の音楽でも名を馳せ、最近でもNetflixオリジナル映画「ベンジー」(2018年)のテーマ曲を担当するなど、現在もその活動は多岐に渡っている。

78年作『Bish』より、アート・ガーファンクルのカヴァーでも知られる“Looking For The Right One”のライヴ映像
 

ビショップは51年、カリフォルニア/サンディエゴ生まれ。67年に〈エド・サリヴァン・ショー〉でのビートルズ出演を観て、ギターを買ってもらったという。そして、青年期にはLAに移住し、ソロのシンガー・ソングライターとして活動をスタート。だが、いきなり順風満帆とは行かず、7~8年もの間、数多くのレコード会社に契約を断られ続けたそうだ。

そんな彼の転機になったのが、アート・ガーファンクルとの出会い。ビショップのデモ・テープを聴いたガーファンクルは、自身のソロ作品『Breakaway』(75年)で、デモに収録されていた2曲――“Looking For The Right One”、”The Same Old Tears On A New Background”をカヴァー。同作は〈プラチナ・アルバム〉に認定されるほど商業的にも成功し、結果ビショップの名を広く知れ渡らせた。

そして、遂にファースト・アルバム『Careless』(76年)でソロ・デビュー。ギタリストとしてエリック・クラプトンやラリー・カールトンリー・リトナー、キーボードにラリー・ネクテル、さらにコーラスにはアート・ガーファンクルやチャカ・カーン……といった超豪華ミュージシャンが集結した同作は、“On And On、“Save It For A Rainy Day”と2つのヒット曲も生んだ。

さらに、その勢いも後押ししたのか、78年には2作目『Bish』を完成。前作に参加したメンバーを継承しつつ、デヴィッド・フォスターやマイケル・マクドナルドら才人も新たに貢献し、ビショップのポップソングはさらに洗練を極めていった。聴き手の心にそっと寄り添うようなジェントルな歌声と恋に落ちたときの色めきやセンチメンタルを映したサウンドから、ビショップは〈ミスター・ロマンティック〉との称号をモノにする。

78年作『Bish』より、デヴィッド・フォスターがピアノで参加した“Losing Myself In You”
 

以降、寡作ではあるものの、2010年代に入って以降は『Be Here Then』(2014年)、『Blueprint』(2016年)とコンスタントにオリジナルを発表。歌声には少し渋味を増しながら、変わらぬソフトタッチのポップソングを作り出している。

2014年作『Be Here Then』収録曲“Blueprint”
 

今回の公演は、70年代黄金期のアルバム収録曲から最新曲、さらに「トッツイー」などの映画を彩ったナンバーまで、ビショップのキャリアを網羅する名曲の数々が披露されるだろう。〈ミスター・ロマンティック〉が優しく照らす秋の夜、Billboard Liveで堪能したい、

「トッツイー」の主題歌としてヒットした“It Might Be You”のライヴ映像。
東京・渋谷DUO MUSIC EXCHANGEでの演奏

 


Live Information
スティーヴン・ビショップ

2018年10月1日(月) 、2日(火)Billboard Live TOKYO
1stステージ 開場17:30/開演19:00
2ndステージ 開場20:45/開演21:30
サービスエリア 8,500円/カジュアルエリア 7,500円
★詳細はこちら

2018年10月5日(金)Billboard Live OSAKA
1stステージ 開場17:30/開演18:30
2ndステージ 開場20:30/開演21:30
サービスエリア 8,500円/カジュアルエリア 7,500円
★詳細はこちら

●来日予定メンバー
スティーヴン・ビショップ(ヴォーカル/ギター)
ジム・ウィルソン(キーボード/ヴォーカル)

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