ジェフ・ベックボノとの共演などで幅広い才能を発揮し、高い評価を得てきたアイルランド出身のイメルダ姐さん。4年ぶりとなるこのメジャー3作目では、本筋のロカビリー・スウィングにガッチリと取り組んでいる。ノリの良いハードなナンバーの出来は言わずもがな、その間に挿まれた妖艶なバラードにシンガーとしての成長が窺える。これまでになくヴォーカルにエフェクト処理を施している点もポイントか。