夏フェス会場での限定シングルとして先行リリースされた“リボルバー”にしろ、口笛に和む“どうでもよくなる”にしろ、見過ごしがちな日々の風景を掬い取り、その感情の機微をグッド・メロディーに乗せてカラッと歌っているのがいい。“ベランダ”のアコギのストロークもやけに安心するのは、歌詞の通り、〈愛とかわからない〉時代ゆえなのか。とにもかくにも、ファスト・チューンや爆発力押しではないミニ・アルバム。