ドラマー/大学教授/作家の三足のわらじを履くマイケル・ステファンズのもとに、デイヴ・リーブマン(sax)マーク・コープランド(p)ドリュー・グレス(b)という現代最強のコンテンポラリー・ジャズの旗手が集合。ここにはフリージャズの時代さえ超えるハイテンションなミュージシャン魂とコルトレーン=マイルスが残したジャズメンとしての矜持を保ち続ける4人がいる。ライヴでの完成度の高さは、多くの若手ミュージシャンを霞ませる。コープランドも「ものの違い」を嫌というほど見せつけ容赦ない情念を爆発させ、ジャズ喫茶全盛時代を知るファンをも魅了する。マイルス3曲エリントン、アバークロンビー1曲の選曲も光る。