本国フランスのヴィクトワール賞で2部門を獲り、全英チャートでもTOP10入りしたデビュー作から4年ぶりとなる2作目。ロードやマドンナも絶賛したポップセンスを活かしながら、今回も80年代的なエレクトロ・サウンドをキラキラ輝かせ、意志の強さとキュートさの混ざりあった歌声を響かせている。まずはデイム・ファンクをフィーチャーした先行シングルのエレクトロ・ブギー“Girlfriend”が最高。MVでは「ウエスト・サイド物語」とマイケル・ジャクソン“Bad”からインスピレーションを得た振り付けで、ダンサー6人とキレキレのダンスを観せているが、聴けば誰もがそれを真似して踊りたくなるもの。またスロウな曲では神秘的かつ奥行きのある歌唱を披露。今度はUSでもヒットしそうだ。