元ディリンジャー・エスケイプ・プランのベン・ワインマン(ギター)が加入して初のアルバムは、マイク・ミューア(ヴォーカル)が95年にサイコ・マイコ名義で出したソロ作のリメイク盤だ。マイクの音楽的原点を確かめるようなパンク・ナンバーは、どれも歌メロとコーラスがハンパなくキャッチーで、それをオリジナルよりタイトに引き締まった演奏でガッツリ聴かせる。肩肘張らないイケイケのグルーヴが痛快無比。