アンビエント/ミニマルの名盤『鏡の向こう側』(1983年)が日本よりも先にリイシューされる等、海外におけるニューエイジ再評価の高まりの中、最も注目を浴びる作曲家、打楽器奏者高田みどり。今回の20年振りとなる新作は〈Warp Records〉のラファウンダーとのコラボによる作品。ミニマルなマリンバの刻みとウォーターフォンやアンティークシンバル、明珍火箸などによるアンビエントなサウンドがヴォーカルと融合した唯一無二の音響を聴くことが出来る。