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【ろっくおん!】第68回 エリック・タッグ『Rendez Vous』メロウ・グルーヴの隠れ名盤が、40年の時を超えてトム・ミッシュやジョーイ・ドーシックと共鳴する!

ロック好きの大学生が集まって放課後タイムにダラダラおしゃべり! 専攻科目よりも皆さんロック史の研究に夢中なようですね!!

部室に置かれたキャンパス・ノートを覗き見しちゃいましょう!

PRIMAL SCREAM Give Out But Don't Give Up: The Original Memphis Recordings Sony CG/ソニー(2018)

 むにゃむにゃ……寝落ちしたでござる。眠気覚ましに最近のオススメCDでも報告するでござるかね。まずはプライマル・スクリームの『Give Out But Don't Give Up: The Original Memphis Recordings』(Sony CG/ソニー)から。94年の4作目『Give Out But Don't Give Up』用にメンフィスでレコーディングするも、お蔵入りしてしまった音源が発掘されたでござる。Disc-1には名匠トム・ダウドやマッスル・ショールズ・リズム・セクションとスタジオ入りし、“Rocks”などの元になった音源が9曲、そしてDisc-2はリハーサル時のジャム・セッションなどを15曲も収録した内容で、すべてが未発表トラックという垂涎モノのお宝盤でござる。

 

JOHN LENNON Imagine: Ultimate Collection Apple/Universal/ユニバーサル(2018)

 お次は言わずと知れたジョン・レノンによる71年の名盤を拡張した『Imagine: Ultimate Collection』(Apple/Universal/ユニバーサル)。アビー・ロード・スタジオのポール・ヒックスが手掛けた最新ステレオ・ミックスで聴かせるDisc-1も、オリジナルとはひと味違った出来でござるし、未発表デモや実際のアルバムにも採用された細かいエレメンツなどから成るDisc-2も、当時の制作過程が窺い知れて興味深いでござるな。

 

TOM PETTY An American Treasure Warner Bros./ワーナー(2018)

 続いては一周忌に合わせて登場したトム・ペティの編集盤『An American Treasure』(Warner Bros./ワーナー)でござる。最新リマスタリング仕様で、なおかつ約8割を占める初出の貴重音源にも丁寧なミックスが施され、故人へのリスペクトを感じさせる素晴らしい2枚組。特にライヴ・テイクを聴くと、トムがまだ生きているような気がして胸が詰まるでござるよ。

 

BILLY BREMNER Singled Out RPM/Cherry Red/Solid(2018)

 最後は、ビリー・ブレムナーがソロ名義で発表したシングル曲&未発表のデモ音源などを、何と21曲も収めた初のコンピレーション『Singled Out』(RPM/Cherry Red/Solid)。ニック・ロウらと組んだロックパイルでの活動でも名高いパブ・ロック界の名ギタリストにして、味のあるヴォーカリストでもある彼の魅力を凝縮していて、ポップでロックンロールな燻し銀の一枚でござる。 *天空海音

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