マルチな職人魂が炸裂! 〈手数王〉ドラマー活動50周年記念アルバム完成!

 驚異的なテクニックを駆使する高速かつ複雑な演奏で魅了、〈手数王〉の異名をとる菅沼孝三が、ドラマー活動50周年を記念したアルバム『Drum Paradise』を完成させた。「8歳からドラムを始めて、今年58歳になるので、ちょうど50周年です。ただ僕は今まで記念になるようなものはほぼやってない。ずっと避けて通ってきたんですけど、50年!なので、これでやらなかったら、次は100年(108歳!)…もう生きてないだろうと(笑)。で、どうせ作るなら売れるものを!ということで、今一緒にやっている中で、フォロワーが多く、お客さんの動員も凄い、Chachamaru(ギター)とIKUO(ベース)の2人を軸に、プログレ界から塚本周成(キーボード)を呼んで。ちょうど去年出た彼のソロ作『Same Dreamer』で僕も永井(敏己/ベース)君もプレイしていて、そのつながりで、VIENNA関係の仲間が復活して。Chachamaruもデッド・チャップリンやろうよ! って、彼のバースデイ・ライヴで実現して。そんな流れもありましたね。あとはジャズの要素として青柳誠(サックス/キーボード)に入ってもらって。(ベーシストとして)もう切っても切れない相棒の永井君とIKUOの両方が聴けるというだけでも、実に豪華なアルバムになりましたね」

菅沼孝三 Drum Paradise キング(2018)

 後進の指導でも輝かしい功績を残す彼は、本作のタイトル曲で、愛娘であるSATOKOの他、川口千里、坂東慧、平陸という、今のドラム界(音楽界)を席巻している弟子たちとの共演を果たしている。「このドラム〈数珠繋ぎ〉はずっとやりたくて、でもなかなか実現できなかったんです。誰とやるのかも大変で、〈俺には声がかからなかった!〉って後で言われても困るので(笑)、僕の弟子で、今のドラム界を支えている、この4人になりました。SATOKOが叩いて、僕が叩いて、間奏を挟み、(川口)千里、(平)陸、坂東(慧)の順番です。リフ8小節とドラム・ソロ8小節の合計16小節というお題を投げて。みんなほぼ一発OKでしたね。改めて弟子の凄さを思い知るみたいな(笑)」

 『Drum Paradise』では、手数王のドラミングこそが、やはり最大の魅力。オール・ジャンルに精通する〈熟練のドラム職人〉のごとき、その〈深さ〉に圧倒させられる。「どうしても年齢と共に円熟した感じは出ちゃうんですよ。でも、僕の中では結構攻められたと思います。すごく難易度の高い曲で、ドラムのパターンを決めていくのが楽しかったですね。とにかく、〈昔は手足がよく動いたんだよね~〉っていうのは言いたくない(笑)。今できないとダメじゃん!ってことです。結構節操がないというか、プライドもないので、じゃんじゃんやっちゃおうみたいな。大人っぽくしてもしょうがないですからね(笑)」

 


LIVE INFORMATION
菅沼孝三ドラマー生活50周年記念アルバム『Drum Paradise』レコ発ライブ

出演:菅沼孝三(ドラムス/ディジュリドゥ)/CHACHAMARU(ギター/ヴォーカル)/IKUO(ベース)
2018年11月11日(日)埼玉・川口  SHOCK ON
開場/開演:19:00/20:00
2018年11月20日(火)愛知・名古屋 THE BOTTOM LINE
開場/開演:18:30/19:30
2018年11月21日(水)東京・初台 DOORS
開場/開演:18:30/19:30
2018年12月1日(土)大阪・摂津 ジャックライオン
開場/開演:18:30/19:30
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