単独作としては久々のセルフ・コンピ盤は、未発表曲やカヴァーなど、約15年の活動を全20曲でまとめた一枚に。そこへ2つの新曲と新録のカヴァー3曲も追加され、特にチバユウスケを招いたヴィンス・テイラー“Brand New Cadillac”で聴ける重厚なロックンロールが熱い。パンク、メタル、ロカビリーと多彩な曲調を揃えつつ、通して聴くとどの曲にも鼓膜を瞬時に捉える抜群のメロディーが息づいていることに気付く。